2010年7月17日土曜日

利得よりも損失回避

人は、大きな利益を得ることよりも、大きな損失を被るリスクを回避したがる傾向が強いようです。


つまり、リスクを何よりも嫌っているということです。

生きていく中で、積み重なった経験・知識が、リスク回避を優先するようにしていくのでしょう。


皆さんも、そんな体験はありませんか?

この心理要素交渉にうまく活用することもできます。


「今○○すれば、□□がつきますよ!」というより「今○○しなければ、□□はできなくなります」といったように、得られるものよりも、得られないリスクを強調するというやり方などがそうです。


利得よりも損失回避。

頭のどこかにこの心理誘導が働いているといことを知っておくことで、正しい判断ができるようになる機会がふえるのではないでしょうか。



2010年7月15日木曜日

総意誤認効果・・・勝手な思い込み

総意誤認効果とは、簡単に言えば、自分の都合のいいような勝手な思い込みのことです。


価値観や、考え方知識などが、自分では一般的だと思っていても、本当はそうでも無かったりすることはないですか?


主観的な考え方が、歪んだ認識を作っていることはよくあります。

例えば、映画好きの人は、周りの人の多くが「けっこう映画は好きだ」と思っていると考える傾向にあります。


自分の常識を疑う。

難しいことです。


それは、自分の記憶さえも過信しないということになります。


総意誤認効果。

あまり聞きなれない言葉ですが、大事なことを気付かせてくれます。

みなさん、自分の脳を疑うことを忘れないようにしましょうね。